大手暗号資産運用会社Bitwiseの最高投資責任者マット・ホーガン氏が8月に短期的な市場調整が起こる可能性に言及しつつも、それは投資家にとって「買いの機会」になりうるとの考えを示しています。
ホーガン氏が強気な見方を維持する主な根拠は、機関投資家の市場参入が減速していない点です。同氏は機関投資家がポートフォリオへ仮想通貨を組み込む計画を継続していると指摘。事実、現物型ビットコインETFへの資金流入はプラスの日が続いておりこの動きを裏付けています。
8月は歴史的に市場が軟調になる傾向がありますが仮に価格が下落した場合、それは優良な資産を割安で取得できる好機となりうるとの見方です。
著名マクロアナリストのGert van Lagen氏はより慎重な視点から現在の市場は「最もリスクの高い時期」にあると警告しています。
同氏は米国株式市場の過熱感や景気後退指標の悪化を指摘。FRBによる本格的な金融緩和は経済に深刻な打撃が及んだ後になると予測しており、マクロ経済全体の不確実性を懸念しています。
投資家は短期的な市場変動だけでなく長期的な視点と経済全体の動向を注意深く見極め、慎重に判断することが求められます。
記事ソース:CNBC
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