フィリピン証券取引委員会(SEC)は国内で無許可で営業しているとして、大手暗号資産取引所に対して公的な警告を発しました。国民に対しこれらの無登録プラットフォームの利用を避けるよう呼びかけています。

SECはOKX、Bybit、KuCoin、Bitgetを含む10の著名な取引所を名指ししました。これらのプラットフォームは、フィリピン国内で営業や投資勧誘を行うためのライセンスを取得していません。

規制当局は無登録のプラットフォームを利用した場合、利用者は法的な保護がないまま金銭的損失を被る危険性があると強調。また詐欺や市場操作、個人情報盗難のリスクに加えマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与といった不正行為に利用される懸念も示しました。

今回の警告はSECが以前に大手取引所バイナンスのウェブサイトへのアクセスを遮断した措置に続くものです。

当局は今後ウェブサイトの遮断や業務停止命令、さらには刑事告訴といったより厳しい措置も検討しているとしています。この動きはアジア地域全体で暗号資産プラットフォームへの規制を強化する幅広い傾向を反映したものです。


情報ソース:SEC

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