LINEの子会社でブロックチェーン事業を展開するLVCは、日本向けの仮想通貨取引所『BITMAX(ビットマックス)』を開設した。LVCは9月6日に金融庁の定める仮想通貨交換業者登録を済ませている。

LINE Payで本人確認済みならば入金可

BITMAXはLINEアプリのウォレットタブから利用できる。対象ユーザーは日本在住の満20歳以上で満75未満となっており、歳簡単なアンケートに答え、本人確認を完了すると取引可能になる。

本人確認はLINE Payと同じものになっており、LINE Payで本人確認が完了していればBITXAXでの本人確認は不要となる。

日本円の入金はLINE Payで連携している銀行口座、もしくはLINE Payの残高から可能だ。

なお、BITMAXで取り扱う通貨は以下の5種類だ。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)

トークンエコシステム形成を狙うLINE

LINEはBITMAXにさきがけて2018年8月より、日本と米国を除いた全世界を対象にした仮想通貨取引所『BITBOX(ビットボックス)』を展開している。

BITBOXでは、LINEの独自コイン『LINK(リンク)』が流通する。LINEはLINKを用いたエコシステムの形成を推進しており、独自のブロックチェーンネットワーク『LINK Chain』を基盤としている。

エコシステムの中にはLINKと共に国内用のLINK Pointが存在し、今後LINKプラットフォームで開発されるDappsで利用される見込みだ。

現時点でLINKはBITMAXで取引することはできない。LINKをBITMAXで取引可能にするためには、LINKが金融庁の定めるホワイトリスト入りすることが前提条件となる。

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