マネックスグループ<8698>の子会社である大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは1日、新たに仮想通貨「ステラルーメン(XLM)」の取り扱いを2019年11月12日に開始すると発表した。国内における取引所では初の取り扱いとなる。

「コインチェック」のウェブサービスおよびアプリにおいて、送金・受け取り・購入・売却が可能になるという。また、「コインチェック貸仮想通貨」にも対応する。同社は現状、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ネム(XEM)、リスク(LSK)、ファクトム(FCT)、モナコイン(MONA)の10通貨を取り扱っており、今回XLMを取り扱うことで、対象通貨は11通貨となる。

仮想通貨「ステラルーメン」はリップルをもとに開発された決済システムで、2014年7月31日に公開された。リップルと似ているが、リップルは上限が1000億枚と決まっているのに対し、ステラルーメンは発行量に上限がない(1000億XLM発行後は年率1%ずつ増加)。また、リップルは金融機関や企業がターゲットだが、個人をターゲットにすることを特徴としている。個人間における迅速で安価な送金・決済を可能とする。


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