ステイクテクノロジーズ株式会社(旧ステイク株式会社)が世界的なブロックチェーン財団、Web3 Foundation(本社:スイス ツーク)が進める⾦銭・技術的な⽀援プログラムに国内最多の3度⽬の採択を果たしました。

今回の助成⾦はステイクの開発する統合開発ツールに対して付与され たもので、将来的にはPolkadotのエンタープライズ利⽤者向けに提供を⾏う予定と発表しています。

Web3 Foundationの今回の助成⾦に関して

Web3 Foundationの開発するPolkadotは異なるブロックチェーン同⼠をつなぐための基盤として開発が進められているブロックチェーンです。2019年末にメインネットのローンチが予定されており、Ethereumの共同創業者であるGavin Wood⽒やブロックチェーン業界を代表するエンジニア集団が同Foundationを率いています。

時価総額はローンチ前に関わらず1200億円を超えており、世界で有望視されているパブリックブロックチェーンの1つです。Polkadotに接続され るブロックチェーンはSubstrateというブロックチェーンフレームワークを⽤いて作成されます。

今回の助成⾦を受け将来的に開発するのはこのSubstrateの開発をより堅牢にするためのセキュリティツールであり、Foundationの⽀援を受け コミュニティとともに開発を加速していきます。

Substrateとは?

Substrateとはブロックチェーン開発のフレームワークであり、WordPressを使って独⾃のWebサービスを作れるように Substrateを⽤いて独⾃のブロックチェーンを作成することができます。

PolkadotやPolkadotに接続されるブロックチェ ーンもSubstrateを⽤いて作成されています。SubstrateはParity Technologies社が主導で開発を⾏っているオープンソー スプロジェクトです。

関連記事 : Polkadot(ポルカドット)とSubstrate(サブストレート)の概要と仕組み、取り巻くエコシステムに関して – CRYPTO TIMES

ステイクの開発しているセキュリティツールについて

ステイクの開発しているセキュリティツールはSubstrateを⽤いたブロックチェーン上でスマートコントラクトを書く際 に実⾏、動作確認をする為に使⽤されるツールです。

12⽉5,6⽇に⾏われたSubstrateの開発者カンファレンスであるSub0.1でもParity Technologies社のコア開発者からプレゼンテーション中に弊社プロダクトの紹介がありました。

ステイク代表 渡辺創太 コメント

“この度国内最多である3度⽬の助成⾦をWeb3 Foundationからいただきました。これまでスイスやドイツに何度も⾜を運び、Foundationメンバーと話し合ってきましたが、コミュニティ内における我々に対する期待値が⽇に⽇に⼤きくな っていることをひしひしと感じます。

Polkadotは次世代のWebであるWeb3.0を実現する上でまさに根幹のインフラです 。このPolkadotにおけるセキュリティツールを開発することはとても重要だと認識しています。これからもWeb3 Foun dationと歩調を合わせつつ世の中に必要なものを作っていきたいと思います。”

ステイクテクノロジーズ株式会社に関して

ステイクは次世代のWebであるWeb3.0の実現に向けて基盤となるブロックチェーンを開発するR&D企業です。

ブロックチェーンのフレームワークであるSubstrateを⽤いてスケーラブルなDApps基盤となる独⾃ブロックチェーンを開発して います。このブロックチェーンは将来的にPolkadotにつなぎ、Ethereumや他の独⾃チェーンとの相互運⽤性を持ち、様々なユースケースに対応することを⾒込んでいます。

関連リンク

ステイクテクノロジーズ株式会社

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