EthereumとEthereumがハードフォークしてできたETCに重大なバグが発見され、ネットワークノードがデータのアップデートができないなどの問題が報告されています。

マイニングプールの2Minersが発見したバグでは、エポックスイッチ(記事内で詳しく説明します)と呼ばれるデータの移行に関わる問題が含まれています。

2Minersによると、ライブラリ内の記述で64ビットの数値を用いなければいけないところを32ビットで計算したために起きたエラーだとしています。

現在、ライブラリーは変更され、バグは解消したと発表されています。

EthereumネットワークではコンセンサスアルゴリズムとしてPoWに加えてDAG (Directed Acyclic Graphの略で、データの塊がが一定の方向性にそって不規則につながっている状態)システムを採用しています。30000ブロックを1エポックという単位とし、DAG内のデータの塊として扱います。

エポックスイッチは30000ブロックごとに次のエポックに移行する作業を意味し、今回のバグはこの作業に問題を起こしていました。

記事ソース:Decrypt

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