EthereumとEthereumがハードフォークしてできたETCに重大なバグが発見され、ネットワークノードがデータのアップデートができないなどの問題が報告されています。
Attention ETC Miners!
Today ETC has switched to the 385 epoch.
All the miners have started to send up to 40% rejected shares to the pool.We've solved the issue together with lolMiner devs.
If you use 2Miners your shares would not be rejected anymore.https://t.co/ILxu7RVcSo pic.twitter.com/lWCLJ3bVrl— 2Miners (@pool2miners) November 6, 2020
マイニングプールの2Minersが発見したバグでは、エポックスイッチ(記事内で詳しく説明します)と呼ばれるデータの移行に関わる問題が含まれています。
2Minersによると、ライブラリ内の記述で64ビットの数値を用いなければいけないところを32ビットで計算したために起きたエラーだとしています。
現在、ライブラリーは変更され、バグは解消したと発表されています。
EthereumネットワークではコンセンサスアルゴリズムとしてPoWに加えてDAG (Directed Acyclic Graphの略で、データの塊がが一定の方向性にそって不規則につながっている状態)システムを採用しています。30000ブロックを1エポックという単位とし、DAG内のデータの塊として扱います。
エポックスイッチは30000ブロックごとに次のエポックに移行する作業を意味し、今回のバグはこの作業に問題を起こしていました。
記事ソース:Decrypt
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