Circle社が手掛けるステーブルコインUSDCがArbitrum、Cosmos、NEAR、Optimis、Polkadotのブロックチェーンに新たに対応することが分かりました。

2022年末までにUSDCはCosmos以外のチェーンで利用が可能に、Cosmosでは2023年初頭から利用できる予定としています。

Circle社プロダクト担当副社長のJoao Reginatto 氏は下記コメントを出しています。

“「マルチチェーンの拡張は、USDC のネイティブの可用性を 8 つのエコシステムから 13 に増やすことを目的としており、USDC で構築するブロックチェーン開発者とそのユーザーが暗号経済内でより大きな流動性と相互運用性を体験できるようにします。

USDCのマルチチェーンサポートを拡張することで、機関、取引所、開発者などがイノベーションを起こし、信頼できる安定したデジタルドルに簡単にアクセスできるようになります。 – 引用元:Circle」”

先日、EUの暗号資産に関する規制草案に米ドルなどユーロ以外のステーブルコイン建ての取引上限を2億ユーロ/日に制限する項目が追加されたと海外メディアThe Blockが報じました。

今回、USDCの拡大を行なったCircle社は、EUROCと呼ばれるユーロ連動型のステーブルコインを手がけています。

EUROCは既にBinance.US、FTX、Curve、Ledgerなど複数の企業・プロジェクト等がサポートを表明。

今後EUでの規制が強まる可能性があるなか、Circleが手掛けるステーブルコインの動向に注目が集まります。

記事ソース:CircleThe Block

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