Cosmos-SDK上に構築されたEVM互換のレイヤー1ブロックチェーン「Berachain」が、6,900万ドル(約102億円)の資金調達を行ったことが海外メディアBloombergによって報じられました。

この資金調達は、Brevan HowardとFrameworkが主導して実施され、資金調達時の評価額は15億ドル(約2,235億円)に上るとのことです。

Berachainは、Proof-of-Liquidityという新しいコンセンサスメカニズムを採用した高性能L1チェーンで、EVMチェーン構築のためのフレームワークPolaris上に構築されています。

Smokey The Bera、Homme、Dev Bear、Papa Bearの4名の創設者によって率いられるBerachainのエコシステムでは、$BERA(ガストークン)、$BGT(ガバナンストークン)、$HONEY(ステーブルコイン)の3つの通貨が展開され、エコシステムの多角的な成長が計画されています。

創設者メンバーのX アカウント

  1. Smokey The Bera https://twitter.com/SmokeyTheBera
  2. Homme  https://twitter.com/homme0x
  3. Dev Bear https://twitter.com/itsdevbear
  4. Papa Bear ( アカウント不明 )

同プロジェクトは2023年4月に、シリーズAラウンドでPolychain主導で4,200万ドルの調達を果たしています。

今回のBerachainの6,900万ドルの資金調達は、2024年に行われたWeb3プロジェクトの資金調達額として、公表されている分では3番目に大きな額となります。

1位は今年2月にa16z主導で1億ドルを調達したEigen Layer、2位は今年3月に7,300万ドルをMulticoin Capital、Protocol Labs主導で調達したZamaとなっています。

Eigen Layer

Zama

仮想通貨市場が活況を呈する中、大型資金調達の事例が増加傾向にあります。引き続き市場の状況に注目が集まります。

記事ソース:Bloomberg

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