仮想通貨/ブロックチェーン領域に特化したベンチャーキャピタルParadigmが、新たなファウンド設立のために7.5億ドル~8.5億ドル(約1,140億円~1,290億円)の資金調達を行うため投資家と交渉を行なっていることがBloombergによって報じられました。

Paradigmは、米大手仮想通貨取引所Coinbase創業者のフレッド・エーサム氏や大手VCセコイア・キャピタルの元パートナーのマット・ファン氏によって設立されたVCで、資金調達が成功すると業界最大規模のファンドを有するVCとなります。

2021年に25億ドルの資金調達を行なっているParadigmは、これまでにOpenSea、MagicEden、Axie、Optimism、StarkNet、Uniswap、Friend.tech、Blastなど幅広い分野の主要プロジェクトへ投資してきており、直近では分散型SNSプロトコル「Farcaster」開発会社Merkle Manufactoryの資金調達(評価額10億ドル以上で実施)を主導したことが明らかとなっています。

盛り上がりを見せる2024年の仮想通貨市場では、新規トークンの公開後の価格パフォーマンスが好調な傾向があり、これにより今後さらに同市場へのVC投資が盛んとなる可能性を秘めています。引き続き同市場の動向に注目が集まります。

記事ソース:Bloomberg

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