トークン発酵型クラウドファンディングプラットフォーム「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、堀江貴文氏がプロデュースする新たなコミュニティトークン「ホリエトークン」が公開されました。
FiNANCiEは、個人や団体がコミュニティトークンを発行し、ホルダーにインセンティブを与えながらコミュニティ形成・促進を図れるプラットフォームです。各コミュニティトークンはEthereumとPolygon上で展開される仮想通貨$FNCTを介して購入できます。($FNCTの購入は仮想通貨取引所OKJから可能)
今回発行された「ホリエトークン」は、ミームコインをコンセプトとしています。現時点では具体的な活動計画は発表されておらず、堀江氏が運営する既存コミュニティのメンバーによる保有が推奨されています。
堀江氏は今年3月、株式会社フィナンシェと提携し、新モバイルブランド「HORIE MOBILE(ホリエ モバイル)」でサービス連携に合意。その後、コミュニティトークン「HORIE MOBILE」をFiNANCiE上で発行しました。同トークンの時価総額は現在2,460万円となっています。
今回新たに発表された「ホリエトークン」では、コミュニティ公開を記念し、HORIE MOBILEトークン保有数順の上位1,000名にエアドロップが実施される予定です。
世界のミームコイントレンド
現在、暗号資産市場ではミームコインが大きなトレンドの一つとしてみなされています。ミームコインは現実世界の人物や出来事を元ネタとするものが多く、その時々の世相を反映したものが数多くローンチされています。
最近では、バチカン新マスコット「ルーチェ」を元にしたミームコイン「ルーチェ ($LUCE) 」が登場し、3日で900倍の価格上昇を記録しました。
ルーチェは、2025年の「ジュブリー年」に向けてカトリック教会が発表したマスコットであり、イタリア語で「光」を意味するこのキャラクターは「ワンピース」や「デーモン・スレイヤー」世代の若者にアピールするようデザインされています。
また、ミームコインのあり方にも注目が集まっており、VanEckのポートフォリオマネージャーであるプラナブ・カネード(Pranav Kanade)氏は、ミームコインが持つ重要な要素をすべてのクリプトプロジェクトが模倣すべきだと指摘しています。
カネード氏は、2023年には60万以上のトークンがローンチしたものの競争が激化していることに言及し、ミームコインが有しているリテール市場における明確な製品市場適合性として、「シンプルさ」を挙げながら、クリプトプロジェクトはトークンの設計をシンプルにし、製品の明確なビジョンを持ち、そのビジョンの実行がトークン保有者にどのような利益をもたらすのかを示すべきだと提案しました。
このように、ミームコインは単なる投機的な扱いにとどまらず、そのあり方に対しても大きな関心が寄せられ始めています。今回のミームコインをコンセプトとした「ホリエトークン」は、新たな日本発のミームコインとして注目を集めるかもしれません。
記事:FiNANCiE
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