ソラナモバイルは5月21日、新型スマートフォン「Seeker」を8月4日に出荷開始しエコシステムの独自トークン「SKR」を搭載すると発表しました。
Seekerは「Saga」の後継機で、複数メーカーが参加可能な分散型モデルです。ネイティブトークンSKRにより、メーカーはプラットフォーム手数料なしでソラナモバイルのソフトウェアスタックを利用できます。将来的にはより多くのデバイスやメーカーへの展開を目指すとしています。
SKRは開発者に対するアプリ活動に応じた報酬としての付与、ユーザーによるアプリ内参加を通じた獲得、そしてハードウェア供給メーカーへの配布インセンティブとしての提供など、多岐にわたる用途で活用されます。このインセンティブ設計は過去のSagaにおけるエアドロップ事例も参考にされました。SKRの発行上限や発行スケジュールは現時点では未定です。
また、複数ベンダーのスマートフォン群を調整するため、「TEEPIN(Trusted Execution Environment Platform Infrastructure Network)」という基盤ネットワークが導入されます。TEEPINはデバイスの完全性証明などを行い、中央集権的なアプリストアに依存しないエコシステムの実現を目指します。これにより、開発者は暗号学的証明に基づいて、レビューの遅延なくユーザーに直接コードを配信できるとしています。
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