
著名なDeFiインフルエンサーのDeFi Dad氏が仮想通貨投資によって人生が劇的に変化した5年間の軌跡を公開し仮想通貨コミュニティで注目を集めています。
Crypto can absolutely transform your life.
Very few things can radically accelerate the growth of your wealth like crypto can.
Take mine for example… 5 years ago in May 2020, we were renting a 3-bedroom apartment in the Bay Area with 2 kids under 2. BTC was sub-$10k and I… pic.twitter.com/4mlk0dghox
— DeFi Dad ⟠ defidad.eth (@DeFi_Dad) May 23, 2025
2020年5月当時、DeFi Dad氏はベイエリアで3ベッドルームのアパートを賃借し、2歳未満の子供2人を抱えながら給料日生活を送っていました。ビットコインが1万ドルを下回っていた当時、同氏は5年以内に10万ドルに達すると確信し、可能な限りの資金でビットコインとイーサリアムを購入し続けました。
当時の月間支出は家賃3,000ドル、育児費用4,000ドル、食費1,500ドル、学生ローン返済300ドルという状況で貯蓄は2万ドル程度でした。仮想通貨ポートフォリオは3万ドル程度で多くの月で収支がぎりぎりか赤字状態だったと明かしています。さらに2020年5月にはカリフォルニア州から2016年の税務処理ミスによる1万ドルの追徴課税を受け、将来の住宅購入資金が底をつく危機に直面したといいます。
転機となったのはDeFi(分散型金融)の登場でした。DeFi Dad氏は複数のエアドロップ(特定ユーザーに無料で仮想通貨が配られる現象)で1万ドルから2万ドルずつの収益を獲得し、2020年に初めてポートフォリオが10万ドルを突破。2021年4月、約1年後にDeFi Dad氏は念願のマイホームを購入したといいます。
DeFi Dad氏によるとマイホーム購入の頭金の調達にはビットコインを担保とした借入を活用したといいます。ここまでで重要だったのは収入が増加しても生活水準を上げず、給料日生活時代と同様の節約を続けたことだと同氏は振り返ります。
一方で2021年のイールドファーミング活動による税務負担や2022年の市場低迷期には「すべてを失うかもしれない」という危機感を抱いたことも明かしています。それでも長期的な成長への確信を維持し続けたということです。
現在の生活について同氏は豪邸やプライベートジェットではなく安定した住宅所有、医療費への不安のない生活、家族旅行、健康への投資が可能になったと説明しています。
DeFi Dad氏は「仮想通貨に5年以上関わり、この分野のアップサイドに長期間触れていれば人生を根本的に改善できますが多くの忍耐と根性が必要です」との見解を示しています。
ビットコインが過去最高値を更新し市場の熱気が徐々に高まりつつあるなか、DeFi Dad氏の体験談は多くの投資家に長期戦略の重要性を示すメッセージとなっています。
The post 「仮想通貨は人生を変える」ビットコイン1万ドル時代からの軌跡とは appeared first on CRYPTO TIMES