Tether(テザー)は今月17日、米ドル連動型ステーブルコイン「USDT」をPoSブロックチェーンのAlgorand上で発行することを発表しました。

AlgorandはOmni、イーサリアム、TRON、EOSに続き、USDTが発行される5つ目のプラットフォームとなります。

ステーブルコインは暗号資産−法定通貨間のやり取りを行う際に、都度金融機関を介して法定通貨を変換する必要を省くための特別な暗号通貨です。

USDTのように、同じステーブルコインを複数のブロックチェーン上で発行することには、それぞれのチェーン上の分散型取引所(DEX)で法定通貨との取引ペアを設けられるというメリットがあります。

分散型取引所では、従来の取引所のように法定通貨関連の諸手続きを管理する集権機関が存在しないため、プラットフォーム上で発行されるステーブルコインが重宝します。

Tetherはクリプト・キャピタルや準備金ポリシーの変更などをめぐる問題で非難を浴びていますが、そのマーケットシェアやインターオペラビリティは依然として他のステーブルコインを圧倒しています。

記事ソース: Tether Coming to Algorand

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