メタバースゲーム『The Sandbox』などを手がけるブロックチェーンゲーム会社のAnimoca Brandsが2021年1月~9月の財務報告を公開しました。

今年9月までのAnimoca Brandsの収益はそれぞれ下記となっています。

Animoca Brands財務報告(2021年1月~9月)
  • 非GAAP利益(会計規則に従わずに計算された利益):約1億4000万米ドル(約159億円)
  • 投資及びデジタル資産からの利益を含むその他の収益:約 5億3000万米ドル(約602億円)
  • 現金残高:約3600万米ドル(約40億円)
  • 暗号資産残高(BTC、ETH、USDC、BUSD、BNB、USDT):約1億1200万米ドル(約127億円)
  • その他暗号資産(AXS、FLOW):約4億5600万ドル(約518億円)

*2021年9月30日時点の価格評価に基づく

さらに、デジタル資産の準備金は29億米ドル(約3298億円)としており、これにはAnimoca Brandsが手がけるゲーム通貨のSAND、REVV、TOWER、GMEE、LMT等が含まれています。

2021年11月末時点においては、Animoca Brandsが保有するデジタル資産の準備金は約158.7億米ドル(約1兆7968億円)、さらにSky Mavis(Axie Infinity開発会社)、Opensea、Dapper Labs(NBA Top Shotの開発社)などの企業の株式を保有しているとしています。

Animoca Brandsはこれまで『The Sandbox』の他に、『F1® DELTA TIME』『REVV RACING』といったゲームを提供してきており、2022年には本格SFブロックチェーンゲーム『Phantom Galaxies』をリリース予定です。

Animoca Brandsにも出資を行なっている仏大手ゲーム制作会社Ubisoftが先日、NFTプラットフォーム「Ubisoft Quartz」を発表し、Windows PC版ゲーム「ゴーストリコン ブレイクポイント」で利用を可能とするとしました。

『アサシンクリード』シリーズ、『ファークライ』シリーズといった世界的な人気タイトルを手掛けるUbisoftがNFT技術を取り入れたことから、今後ゲーム領域でさらなるブロックチェーン技術の普及が見込まれます。

記事ソース:animocabrands.comYoutube

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