世界最大級のコスプレプラットフォームである「World Cosplay」で投げ銭用の通貨等として活用されているコスプレトークン(COT)が、暗号資産(仮想通貨)取引所であるZaif及びSAKURA Exchange BitCoin(SEBC)にて日本で初めて上場する。

2022年3月14日からZaifとSEBCに同時に上場するようで、Zaifでは入出金およびOrderbook trading、かんたん売買での取引ができる。

COTとは、株式会社キュアが運営する世界最大級のコスプレプラットフォーム「World Cosplay」内で使用できる暗号資産である。イーサリアムをベースとしており、世界中のコスプレイヤーやファン、カメラマン等、その周辺領域で活動する人々で形成される「コスプレ経済圏」の自発的発展とコミュニティへの貢献を目的として発行された。

また、株式会社キュアは、COTを基軸通貨としつつコスプレイヤーNFTを絡めた新規サービスを近日公開するようで、同サービスはWeb3.0やDeFiとよばれるブロックチェーンの最先端技術が取り込まれているという。同サービスは、ブロックチェーン技術や暗号理論を用いたR&D、システム受託開発、アプリケーション開発等を行うスタートアップ企業のチューリンガム株式会社が開発を担っている。チューリンガムは、2022年3月よりクシム<2345>の完全子会社となった。

今後、コスプレイヤーがNFT(非代替性トークン)を発行でき、ファンはCOTを用いてお気に入りのNFTを購入できるという。また、手に入れたNFTで、世界中から限定コンテンツの利用、招待制イベントへの参加などが可能となる。さらに、オンラインのみならずオフラインイベントなどで、グッズやサービスを購入する際に使用することも検討されている。なお、2021年12月5日にCOTのハードフォークが実施されており、今後はハードフォーク後のCOTにてサービスを展開するようだ。


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