海外メディアFortune社が行ったOpenSeaの出来高が5月のピークから99%減少しているとした報道について、OpenSea CFOのBKRoberts氏が批判コメントをTwitterで公開しました。
- 「昨日、@FortuneMagazineは、OpenSea のボリュームが 5 月以来 99% 減少したと主張する記事を公開しました。フレーミング、方法論、およびソースが間違っており、不公平です。無謀と言っていいでしょう。」
同氏によると、Fortuneは3月1日から6月30日の平均出来高から6倍大きく一時的に出来高が急増した5月上旬の特定の日付をピックアップし基準としている点に関して「彼らの分析はばかげている」と批判。
激しいボラティリティが予想されるなか、OpenSeaのアクティブユーザー数とトランザクション数は比較的横ばいで、5月と7月で比較した場合でもそれぞれ2%程の減少で留まっていると述べています。
OpenSeaの2022年7月の出来高(USD)は約4.7億ドル(約650億円)となっており、2021年7月から最低の出来高を記録(月次)。これは、2021年6月と比較すると約1.4倍の数字となっています。
Opensea – Monthly USD volume | 画像引用元:dune.com
OpenSeaは本日、オープンソースNFT売買プロトコル「Seaport」をPolygonでローンチしました。
これによりユーザーはOpensSea(Polygon)で、
- $MATICでのNFTリスト・取引
- イングリッシュ、ダッチークションの販売形式の選択
- NFTの一括転送
等が可能となります。
先日、盗難されたNFTへの対応に関するポリシーの変更を発表するなど、出来高が減少傾向にあるなかOpenSeaはユーザーのニーズに沿った様々な施策を進めていることが分かります。
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