クロスチェーンプロトコルのMultichainは、総取引量が1000億ドルを超えたことを発表しました。また、現在のプロトコルのTVL (Total Value Licked)は18.4億ドル、ユーザー数は83.7万人、総トランザクション数は504万件に達したと公開されています。

現在、ブロックチェーン技術は急速に普及しており、ユースケースに応じた多様なブロックチェーンが存在します。しかしながら、それぞれのブロックチェーンは独立したエコシステムを形成しており、異なるブロックチェーン間での相互運用は容易ではありません。

Multichainは、上記の問題を解決するため、異なるブロックチェーン間の任意の相互作用を可能にするクロスチェーンインフラストラクチャとして生まれました。2019年に設立されたMultichain Foundationによって開発され、当初はAnyswapとして2020年にリリースされました。現在では最も人気があるクロスチェーンプロジェクトの一つとなっています。

Multichainは、SMPCノードと呼ばれるノードによって操作され、ブリッジ、ルーター、クロスチェーンコントラクトコール、NFTブリッジ/ルーターなどのサービスを提供しています。オープンソースのプロトコルとして、現在83種類のブロックチェーンで3428種類のトークンをサポートしています。

対応チェーン | 画像ソース:Multichain

一方、LayerZeroやWormholeに代表されるように、ブロックチェーン間のブリッジやメッセージングを提供するプロジェクトは多く、クロスチェーンソリューションとしての競争は激しさを増しています。

記事ソース:Multichain Twitter

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