クロスチェーンプロトコルのMultichainは、総取引量が1000億ドルを超えたことを発表しました。また、現在のプロトコルのTVL (Total Value Licked)は18.4億ドル、ユーザー数は83.7万人、総トランザクション数は504万件に達したと公開されています。
📍MILESTONE ACHIEVED: $100 Billion Total Bridging Volume
– Supported chains: 83
– Supported bridges: 3,428
– Total value locked: $1.84B
– Total Users: 837K
– Total Txns: 5.04M💕A huge thank-you to all Multichainers for your support along the way. pic.twitter.com/UIxaQuGRr5
— Multichain (Previously Anyswap) (@MultichainOrg) March 15, 2023
現在、ブロックチェーン技術は急速に普及しており、ユースケースに応じた多様なブロックチェーンが存在します。しかしながら、それぞれのブロックチェーンは独立したエコシステムを形成しており、異なるブロックチェーン間での相互運用は容易ではありません。
Multichainは、上記の問題を解決するため、異なるブロックチェーン間の任意の相互作用を可能にするクロスチェーンインフラストラクチャとして生まれました。2019年に設立されたMultichain Foundationによって開発され、当初はAnyswapとして2020年にリリースされました。現在では最も人気があるクロスチェーンプロジェクトの一つとなっています。
Multichainは、SMPCノードと呼ばれるノードによって操作され、ブリッジ、ルーター、クロスチェーンコントラクトコール、NFTブリッジ/ルーターなどのサービスを提供しています。オープンソースのプロトコルとして、現在83種類のブロックチェーンで3428種類のトークンをサポートしています。
一方、LayerZeroやWormholeに代表されるように、ブロックチェーン間のブリッジやメッセージングを提供するプロジェクトは多く、クロスチェーンソリューションとしての競争は激しさを増しています。
記事ソース:Multichain Twitter
The post Multichainが総取引量1000億ドルを達成、TVLは18.4億ドルに appeared first on CRYPTO TIMES