レイヤー2プロジェクトArbitrum上のDeFiプロトコルのコントラクトにロックされたトークンの価値(TVL)が過去最高となる30億ドル(約4,510億円)を記録しました。
DeFi Llamaのデータによると、Arbitrumの$ARBトークン価格は現在1月中旬、2月中旬の水準よりも低いもののTVLは過去最高を記録しています。
ArbitrumのTVLは直近1ヶ月で+17%、4.6億ドル分が増加。同チェーン上で存在感を示したのが金利取引プロトコル「Pendle」で直近1ヶ月でTVLが+220%となりGMXやAave V3に続くArbitrum上のトッププロダクトとなっています。
– 【CT Analysis レポート】 Pendle Finance -利回り付き資産を原資産と利回りに分離することを可能にするプロダクト-
今月21日には、大手DEXであるUniswapのv2がArbitrumを含む6つのチェーンに対応したことが発表されました。
NFT向けAMM(自動マーケットメイカーsudoswapは、Ethereum、Baseに次ぐチェーンとしてArbitrumに対応することを発表しています。
来月3月中旬には、EthereumのDencunアップグレードの実施が予定されており、プロトダンクシャーディングの導入によりレイヤー2のトランザクションコストの低下等が見込まれています。
仮想通貨アナリストMiles Deutscher氏は、Dencun実施後のArbitrum上のDEXでトークンスワップの際の手数料は0.02ドルほどになると予想しています。
記事ソース:DeFi Llama
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