テザー社およびCelo財団がステーブルコインUSDTをCeloチェーンでを発行を発表しました。

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Celoは電話番号と秘密鍵として統合することで、スマートフォンを所有していれば誰でも金融サービスにアクセスができるモバイルファーストの設計理念を掲げており、そのエコシステムは150カ国以上で1000を超えるプロジェクトが関与しています。

このCeloの特徴が、テザー社が掲げる”利用のしやすさ”という理念と合致していたことがこのこの提携につながりました。その中でも、Celoチェーンの手数料が0.001ドル前後という低額という点でも、マイクロトランザクションを向上させることで様々な社会経済背景を持つユーザーにとっても利用のしやすさの理念の実現を可能にします。

また、Celoのコミュニティではガバナンスを通してUSDTをガスとして使用する提案が挙げられています。これには、銀行インフラへのアクセスが限られている地域において、アクセス可能な金融サービスを促進するというCeloの使命に沿った提案となっています。

なお、USDTがCeloチェーンに発行する日程などの詳細はまだ発表されていません。

Celoは今年の2月22日にUSDCをローンチしており、今後のガバナンスにてUSDCをガスとして使用する提案が挙げられると発表されています。

すでに、Mento LabsによってドルペッグのcUSDやブラジル通貨に連動したcREAL、アフリカCFAフランに連動しているeXOF等のステーブルコインも発行しています。

暗号資産の時価総額で全体の3位に位置づくUSDTの流入によって、サービスの拡充や安定化が見込まれます。

現在、USDTはAlgorand, Avalanche, Ethereum, EOS, Liquid Network, Near, Omni, Polygon, Solana, Bitcoin CashのStandard Ledger Protocol, Statemine, Statemint, Tezos, Tronを含む16のネットワークで利用可能となっています。

USDTのニュースを受け$CELOが約40%高騰

CeloチェーンにおけるUSDT発行のニュースによって暗号資産投資家の期待が寄せられ、$CELOは1.2ドルから最大1.7ドルまで価格が高騰しました。

出典:CoinmarketCap


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