分散型ウォレット最大手のメタマスク (Metamask)とマスターカード (MasterCard) が提携し、完全オンチェーンによる決済カードの開発が実現しました。

Metamaskは、EVM環境の最大手ウォレットとして知られ、ブロックチェーンアプリケーションへのアクセスを容易にしています。一方、MasterCardは、世界中で広く受け入れられている決済ネットワークを提供しています。この二つの大手ブランドが組むことで、仮想通貨を使った日常の支払いが、これまで以上にシンプルでアクセスしやすいものになる可能性があります。

また、提携によって実現される決済カードはフィンテックとブロックチェーン技術を組み合わせたプラットフォームを提供している企業であるBaanxから発行されます。

このカードが実現されるとMetamaskユーザーはMasterCardの広範なネットワークを通じ、店舗での購入やオンラインでの支払いをMetamaskに保管している仮想通貨で行うことができるようになります。これは、仮想通貨が一般的な支払い手段としての地位を確立する大きな一歩であり、デジタル資産の普及と受容を促進することでしょう。

この動きは仮想通貨の利便性を高めるだけでなく、セキュリティと信頼性の面でも大きな意味を持ちます。MasterCardの堅牢なセキュリティ対策とMetamaskの革新的な技術が組み合わさることで、ユーザーは安心してトランザクションを行うことができます。この提携はによって仮想通貨の日常生活における利便性向上につながることが期待されます。

記事ソース:conidesk

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