Availが$AVAILトークンのエアドロップを発表しました。今回のエアドロップでは6億枚の$AVAILが割り当てられます。

エアドロップの配布対象は下記となっています。

  1. ブロックチェーンエコシステムに貢献した開発者
  2. インセンティブテストネットの貢献者
  3. ロールアップユーザー
  4. Polygon ステーカー
  5. コミュニティ貢献者

主に開発者が対象となった1つ目の条件では、BitcoinやEthereum、SolanaなどあらゆるブロックチェーンエコシステムにおいてGithubを通じて独自の貢献を果たした115のユーザーに9,000万 $AVAILが配布されます。

インセンティブテストネットユーザーを対象とした割当では、Availが以前実施していたバリデーター、ライトクライアントオペレーター等としてネットワークの検証に協力しポイントを獲得するイベント (Clash of Nodes) に参加したユーザーに4億9,500万枚の$AVAILが配布されます。

上記以外にも、2024年3月31日時点で一定の基準を満たすArbitrum、Optimism、Polygon zkEVM、StarkNet、zkSync Eraを利用したユーザーに3億8,000万枚、同じく2024年3月31日時点でPolygonでステーキングを行っていたユーザーに7,000万枚、コミュニティ貢献者に1,050万枚の$AVAILが配布予定です。

トークンの請求は2024年5月5日(日) 08:59までとなっており、Avail DA がメインネット上で起動されるときに配布が実施予定となっています。

公開情報でこれまでに2,700万ドルの資金調達を実施しているAvailは、元々Polygonで開発が開始され、2023年3月に独立が発表。以降はPolygonの共同創業者が中心となって開発が進められるデータの可用性に焦点を当てたモジュラー型ブロックチェーンプロジェクトです。

さまざまなロールアップやアプリチェーンの土台となり、スケーラブルな方法でデータの可用性を確保できるAvailは、NPoSでPolkadotをベースにしたBABE・GRANDPAというコンセンサスメカニズムを採用しています。また、多項式コミットメントスキームの1つでもあるKZGコミットメントという仕組みを採用しデータが改ざん不可能なものであるという点を証明する等の特徴を持ちます。

同じDAレイヤーの競合として名が挙がるCelestiaの$TIAトークンは現在時価総額ランキングで第55位にランクインしています。

モジュラー型ブロックチェーンは今年のWeb3市場のテーマとして掲げられることも多く、今後もAvailの動向に注目が集まります。

記事ソース:Avail

The post モジュール型ブロックチェーンプロジェクト「Avail」、エアドロップを発表 appeared first on CRYPTO TIMES