ポイント

・38,000ドル割れから39,000ドル近辺に小反発
・アーサーヘイズ氏の1百万ドル予想、中央アフリカの法定通貨採用などが好感された
・同氏は短期的には弱気だが、こうした発言は投資家心理を好転させるか
・いよいよ8年連続上昇のGW期間に突入

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は小反発。火曜日に40,000ドル(約510万円)台から38,000ドル(約485万円)台に値を崩すと、朝方に一時38,000ドル台を割り込んだが、その後、39,000ドル(約500万円)近辺に値を戻している。

中国発の景気後退懸念から欧米株が値を崩す中、BTCは40,000ドル台から38,000ドル台に転落。注目されていた豪州初のBTC ETFの発売が延期されたことの影響も若干あったか。

その後、38,000ドル割れの水準でサポートされると、BitMEXの元CEOでBTC相場予想に定評があるアーサー・ヘイズ氏が2030年にBTCが1百万ドルに到達するとの予想を披露、相場の下支えとなった。

更に数日前から話題にはなっていたが、元フランスの植民地でセーファーフランというユーロにペッグした通貨を使用している中央アフリカの大統領府がBTCを法定通貨に採用したと発表すると、BTCはじりじりと値を上げていった。

米株が高寄り後、失速すると、BTCも連れて39,000ドルを挟んで上下。その後もNYダウが前日比プラス、NASDAQがマイナスと米株がまちまちな動きをする中、BTCは39,000ドル近辺での方向感のない取引が続いた。


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