ポイント

・3万ドルを挟んでのもみ合い
・中米の指標悪く景気後退懸念、リスクオフ巻き戻しに至らず
・エルサルバドルでの国際会議に44か国の当局者が参加予定
・外貨準備のドル離れも進み、BTCへの関心も高まる可能性

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は3万ドルを挟んでのもみ合い推移。朝方、3万1000ドル(約400万円)台に上昇したが反落すると、2万9000ドル(375万円)近辺でサポートされ、足元では3万ドル(約390万円)近辺まで値を戻している。

週末は3万ドル近辺での取引が続いていたが、週明けのCME先物開始に向けて3万1000ドル台に上昇、同取引は約1000ドル窓を開けて始まった。

中国の経済指標悪化や米長期金利低下を受けて下落に転じたが、窓埋めとなる3万ドル近辺で下落は一服。その後、NY連銀製造業景況感指数が予想に反してマイナスとなると、2万9000ドル近辺まで下落した。

しかし、Coinsharesが暗号資産ファンドへの今年最大の流入があったとレポート、ゴールドマンサックス(GS)やバークレーズ銀行、コメルツ銀行などが著名ヘッジファンド・プレバン・ハワードの元CEOアラン・ハワード氏が設立した暗号資産プラットフォームElwood Technologyに資本参加するとの報もあり、3万ドル近辺に値を戻している。

なお、未明にテラ・プロジェクトのハードフォークによる再建案が示されたが、コミュニティの評判はあまり芳しくなさそうだ。


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