米国の現物型イーサリアム (Ethereum) ETFにおけるステーキング利回りが仮想通貨に親和的なトランプ新政権下で承認されるとバーンスタインのアナリストチームが予想していることが明らかとなりました。

同チームはEthereumはビットコインと比較して価値の貯蔵としては苦戦しており、Solana、Sui、Aptosといった高速なレイヤー1ブロックチェーンとの競争にも直面していると指摘。

一方で、金利が低下する環境下ではEthereumの現在の利回り3%はブロックチェーン活動が活発化すれば4~5%まで上昇する可能性があり、投資家に魅力的なリターンを提供する可能性を示唆しました。

2024年11月29日にはEthereumのスポットETFの資金流入額が初めてビットコインETFを上回り、合計3.32億ドルに達しました。これは、ビットコインETFの3.18億ドルを上回る数値です。

中でもブラックロックのEthereum ETFは同日に2.5億ドルの流入を記録。この流入はEthereumが伝統的な金融市場で注目を集めていることを示唆している可能性があります。さらに、トランプ大統領の選挙勝利後には、Ethereum ETFへの資金流入額の増加も見られています。

Ethereum ETFの保有と現物でのETHの保有は、ステーキングによる利回りの有無による大きな違いがあります。

今後ETFでこのステーキング部分のネックポイントが解消された場合、さらなる資金流入が発生する可能性があると言えます。

記事ソース:The Block

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