ポイント

  • 9万ドル台から9万7000ドル台に急反発
  • 感謝祭前のポジション調整が一巡、小粒ながら好材料続く
  • 企業財務や国・自治体の新規参入続く
  • 2020年の感謝祭の暴落とその後の反発と若干日付をずらしてそっくりな動き

昨日のBTC市場

昨日のBTC相場は反発。月曜日に9万9000ドル(約1505万円)手前から失速、昨日朝方9万ドル(約1370万円)台で切り返すと、今朝方一時9万7000ドル(約1475万円)に値を戻すなど急反発を見せた。

BTCは先週末に10万ドルにあと300ドル足らず跳ね返されると、週明けに9万9000ドル手前で朝方付けたCME先物の窓埋めが完了すると失速、マイクロストラテジーの購入完了やETF市場などでの利食いの動きに押され、昨日朝方9万ドル台に失速した。

しかし、ハト派なFOMC議事録、イスラエルとヒズボラの停戦合意などもあり下げ渋ると、トランプ政権が暗号資産の所管をCFTCとする方針とFOXが報じ、またブラジルに続きカナダのバンクーバー市でBTC戦略保有が提案されたとの報を受けBTCは順調に値を戻していった。

更に、SEC委員長に暗号資産に理解があるSEC元委員のポール・アトキンス氏が有力視され、またミキシングサービス、トルネードキャッシュへの制裁を裁判所が違法と判断したことも好感され、BTCは9万3000ドル台に値を戻した。

海外時間に入るとリップル社が欧州でのXRPのETPに投資、また中国企業でNY証取に上場するSOS社がBTCを50百万ドル分購入するとしたことも好感。米株市場がオープンし前日まで値を下げていたマイクロストラテジー株が高寄りしたこともありBTCは上げ足を速め、米株市場クローズ間際には一時9万7000ドルまで回復、足元では9万6000ドル台での取引を続けている。


【新着・関連記事】
本日のBTC市場は底堅い展開を予想
利用したことのある暗号資産取引所サービスNo.1楽天ウォレット