仮想通貨市場

今週の注目ニュースとしては、以下が挙げられます。

  1. ①仮想通貨市場時価総額が昨年9月ぶりに1200億ドルを割り込む
  2. ②Bitcoin SVとCoingeekがビットコインキャッシュから独立する意向を発表
  3. ③ナスダックが来年第1四半期中にビットコイン先物をローンチすると発表

【第1図:仮想通貨市場時価総額】

出所:coinmarketcapより作成

市場時価総額一時1200億ドル割り込む

25日には、仮想通貨市場の時価総額が昨年の9月ぶりに1200億ドルの大台を割り込み、1152億ドルの年初来安値を記録しました(第2図)。

この日は特に目立ったニュースもなかったため、明確な下落要因は不明ですが、マイナーによる大口の売りの連鎖を誘発させた可能性などが指摘されます。

またビットコイン(BTC)が対ドルでのマイニング損益分岐点ともされる3500ドル水準に近づきました(安値:3657ドル)。

いずれにせよ、週明けからの相場は反発に転じ、今回の急落は反発につながる最後の一押しとなった格好です。

【第2図:仮想通貨市場時価総額チャート②】

出所:coinmarketcapより作成

Bitcoin SV独立宣言:ビットコインキャッシュブランド捨てる

週明けの26日には、Bitcoin SVチームと同ネットワークを支持してきたマイニングプールのCoingeekが、Bitcoin SVにリプレイプロテクションを搭載することを発表しました。

Coingeekはブログにて、Bitcoin ABCはもはやオリジナルのビットコインではなくネットワークの安定を全く考慮していないと痛烈な批判を綴り、Bitcoin SVはそんなビットコインキャッシュのブランドを捨てる意向を表明しました。

これにより、Bitcoin ABC(現在のビットコインキャッシュ)とBitcoin SVの間でリプレイ攻撃が起こらなくなり、「完全な分裂」が実現され、一連のハッシュ戦争が収束に向かう兆しが見えてきました。

一方、リプレイプロテクションを搭載するということは、ネットワークをハードフォークによりアップデートしなければならないため、Bitcoin SVチームは年内の実装は現実的に困難だとしています。

米ナスダック、VanEckとBTC先物ローンチ予定発表

米国2大証券取引所の一つとして知られるナスダックが、ニューヨークの投資顧問会社VanEck(ヴァネック)の協力のもと、BTC先物の上場を2019年第1四半期に予定していると27日、Bloombergが報じました。

 

<本記事ご協力>

ビットコインなどの仮想通貨をまとめたメディア『FinAlt』が提供

  

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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