仮想通貨市場は先週、軒並み下落を記録し一段安となりました。

代表格のビットコイン(BTC)は7日、3277.6ドルの年初来安値を付け悲観ムードが加速しました。

一方、週末の各主要通貨の相場は反発も目立ちました。

今週も反発か続落か、正念場が続きそうです。

ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)の対ドル相場は先週、13日移動平均線がレジスタンスとなり、同水準に沿って下落。

7日終値(3460ドル)は移動平均線からの乖離率を-14%まで広げました(第1図)。

一方、相場は週末に反発をみせ、現在は乖離率を-4.7%まで縮めています。

【第1図:BTC対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】

出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(遅行線の実体線下抜け、転換線の基準線下抜け)(第2図)。

週末には転換線上抜けを試す動きも確認されましたが、こちらは失敗に終わり、10日(執筆時点)では3600ドル台で揉み合っているようです。

この先、反転上昇となれば、一目均衡表転換線(3823.7ドル)、13日移動平均線(3885.8ドル)、21日移動平均線(4014.6ドル)などが上値目途としてあります。

続落の場合、心理的節目となる3500ドルや7日安値(3460ドル)などが下値目途となります。

【第2図:BTC対ドルチャート(一目均衡表)】

出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成

リップル(XRP)

リップル(XRP)の対ドル相場は、先週の下落で11月25日安値(0.329ドル)を起点とするサポートラインを割り込みました。

7日終値(0.305ドル)の移動平均線からの乖離率は-17.3%まで広がり、RSIも売られ過ぎ水準となる27%を記録しました(第3図)。

週末には相場は反発に転じたものの、10日は続伸せず、節目となる0.32ドル目前で揉み合っています。

【第3図:XRP対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI))】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

一目均衡表では、遅行線と均衡表が逆転しています(第4図)。

この先は、一目均衡表転換線(0.339ドル)、節目となる0.34ドル、13日移動平均線(0.345ドル)などが上値目途としてあります。

続落の場合、節目となる0.3ドルや7日安値(0.292ドル)が下値目途となりそうです。

【第4図:XRP対ドルチャート(一目均衡表)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)の対ドル相場は、先週6日に心理的節目となる100ドルを昨年5月ぶりに割り込み、7日には83ドルまで安値を広げました。

 

<本記事ご協力>

ビットコインなどの仮想通貨をまとめたメディア『FinAlt』が提供

  

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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