イーサリアム(ETH)の対ドル相場は27日より下げ足を速め、翌28日には心理的節目となる110ドルを割り込みました。

移動平均線&RSI

23日には21日移動平均線が34日移動平均線を割り込み、27日には13日移動平均線が55日移動平均線を割り込みデッドクロスを示現しています(第1図)。

また、13日と21日移動平均線に加え、34日移動平均線も先週下向きに転じています。

相場は20日に55日移動平均線を下抜けたことで、4本の移動平均線全てを割り込んでいます。

現在、相場の移動平均線からの乖離率は-10%で、RSIは35.5%で推移しています。

【第1図:ETH対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】

出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

一目均衡表

一目均衡表では、先週に引き続き均衡表と遅行線が逆転しています(第2図)。

転換線と基準線は、先週おおむね横にスライドしましたが、28日からは下向きになっています。

この先も、2月1日にある雲(抵抗帯)のねじれ周辺で相場の方向感が変わるか注目です。

【第2図:ETH対ドルチャート(一目均衡表)】

出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは21日周辺より収縮してきています(第3図)。

相場は27日に-1σを割り込むと、翌28日も下げ足を速め一時は-2σを割り込みました。28日終値(ドル)は-2σと-1σの間にとどまっています。

バンド幅が収縮し、相場が-2σに接近しているため、今週が反転のポイントとなるか注目されます。

【第3図:ETH対ドルチャート〈ボリンジャーバンド(20、±1σ、±2σ)〉】

出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

出来高&トレンドライン

足もと、出来高は下降トレンドを確認しています(第4図)。

20日に対象トライアングルを下方ブレイクした相場は、28日に目標値となる102ドル周辺まで一時押しました。

【第4図:ETH対ドルチャート(出来高&トレンドライン)】

出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

チャートポイント一覧

ボリンジャーバンドとトライアングルのパターンからは目標達成感がうかがえ、短期的には一旦調整が入ることが指摘されます。

足もとのチャートポイント一覧は以下の通りになります。

【第1表:チャートポイント一覧(ドル)】

出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

<本記事ご協力>

ビットコインなどの仮想通貨をまとめたメディア『FinAlt』が提供

  

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

ビットコインを買うならLiquid

高い流動性を誇りビットコインの取引高は国内で断トツトップ!ツールも高機能でスマホからの取引も便利。
口座開設はこちら

リップルの取引高世界一のbitbank

仮想通貨の関連ニュースや相場分析などの情報を発信するBTCNを運営。多数のテクニカル分析が可能
口座開設はこちら

上場企業の運営の取引所BITPoint

仮想通貨の送金手数料が無料!現物取引は8つの通貨ペアがあり、FXとレバレッジ取引は最大25倍
口座開設はこちら