リップル(XRP)の対ドル相場は、27日に短期レンジの下限を割り込むと28日も続落し、先月17日以来となる心理的節目の0.3ドルを割り込みました。

移動平均線&RSI

13日、21日移動平均線はデッドクロスを維持しており、4本全ての移動平均線は下向きで推移しています(第1図)。

相場は、13日移動平均線に上値を抑えられる展開が続いています。

現在、相場の移動平均線からの乖離率は-7%となっています。

RSIは足もと32%で推移しており、若干の過熱感も確認されます。

【第1図:XRP対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

一目均衡表

一目均衡表では、均衡表と遅行線が逆転しています(第2図)。

先週は、転換線と基準線が横ばいとなり短・中期的に方向性のないことを示唆していましたが、足もと両線とも下向きに転じています。

【第2図:XRP対ドルチャート(一目均衡表)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは26日より収縮しています(第3図)。

相場は先週、-1σで揉み合いとなりましたが、27日に同水準を割り込むと、翌28日には-2σおも割り込みました。

相場が-2σを割り込んでいますが、バンド幅の拡大が確認されないため、下げ渋る展開も予想されます。

【第3図:XRP対ドルチャート〈ボリンジャーバンド(20、±1σ、±2σ)〉】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

出来高&トレンドライン

低下基調にあった出来高ですが、足もとの相場下落に伴い増加が確認されます(第4図)。

相場は27日、13日安値(0.318ドル)と14日高値(0.348ドル)を起点とするレンジを下方にブレイクし、翌28日には一時12月15日安値(0.285ドル)を起点とするサポートライン付近まで下げ足を速めました。

【第4図:XRP対ドルチャート(出来高&トレンドライン)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

チャートポイント一覧

12月15日安値(0.285ドル)のサポートラインは、先月の相場の反発ポイントとなっているため、注視が必要です。

RSIが30%付近で推移しているため、同水準付近で反発できるかこの先は注目です。

足もとのチャートポイント一覧は以下の通りになります。

【第1表:チャートポイント一覧(ドル)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

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