仮想通貨取引プラットフォームLiquid.comを運営するLiquid Geoupは、メッセージアプリ大手のテレグラムの独自トークン”Gram”のICOを行うと発表しました。
GramはTON(テレグラム・オープン・ネットワーク)の基盤となるトークンでプライバシーを重視するメッセージプラットフォームTelegramにより開発されている分散型ネットワークです。
GramのパブリックセールはLiquidのプラットフォーム上で実施されます。
Telegramは昨年、ICOでTONの開発のために8億5000万ドルの調達に成功し、世界中から注目を集めました。
Gramトークンのウェブサイトによると、TONは取引におけるスピードと攻撃の隙のないセキュリティを向上させるために必要不可欠なネットワークであるとしています。
7月10日から限定販売開始
TechCrunchの報道によると、Gramトークンの限定販売が、Liquid取引所で7月10日から開始されるとのことです。
ICOはGramトークンの最大の保有機関とされている韓国を拠点とするGram Asiaを通じて実施されるとのことです。
Gramは以前は許可された投資家のみ購入することができましたが、現在はすべての投資家にオープンに販売されることになります。
しかし、米国、カナダ、日本を含む50か国以上の投資家は今回は参加できないとのことです。
これらの国ではGramトークンが有価証券とみなされる恐れがあるためとしています。
また、参加者は米ドルかUSDコインで購入可能でLiquidの口座を通じて購入する必要があります。
今回のICOで購入したGramトークンは10月に予定されているメインネットでの一般販売までは売却や資金の送金や取引はできないとのことです。
一般販売は10月を予定しているとのことです。
また、トークンの価格や目標額は明らかにされていません。
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