今月に入り、少しずつですが活況の兆しが見えてきております。

ビットコインは週末に45万円をタッチし、その後44万円前後で推移をみせております。

戻り売り勢の数が減ってきているのと、捕まりかけているポジションが増えてきているようで、47万円や50万円には大きなストップロスが控えているように感じます。

直ちに超えていくようなイメージはありませんが、引き続き少しずつ上値を切り上げていくイメージを持っております。

本日もチャート分析を行っていきましょう。

ビットコイン円(BTC/JPY)日足チャート分析

出所:GMOコイン

日足です。

ここ3日連続、陰線をつけているものの短い足のローソク足が連続しております。

こういった短いローソク足の集合体を「こま足」といい、トレンドレス状態であると同時に次のトレンドに向けて準備段階にある状態をいいます。

1日の売買が少ない、あるいは見事に売買比率が拮抗しているなど、どちらかの状態であると言えます。

前者の場合は、

「大口が買い上げ+イナゴタワーによる追撃買い」=上昇トレンド発生、

または後者の場合は、

「一見、リスクリワードが良さそうなレジスタンスライン(45万円)をバックにレバレッジショートが貯まる」=ブレイクするとショートカバー発生、つまり上昇トレンド発生、となります。

いずれも価格が上がることで変わりはないのですが、こういった足がレジスタンスラインやサポートライン付近で起こると大きなトレンド発生源になりやすいのでチェックしておきましょう。

4時間足に時間軸を落とします。

ビットコイン円(BTC/JPY)4時間足チャート分析

出所:GMOコイン

4時間足ですと、天井圏で三角持ち合いを形成中になります。

オシレーターのRCIを見てみると、RCI26が下方向に向いております。

上方向にブレイクするためには、もう少し相場の過熱感を冷ましたいところです。

狙いはRCI26が0.00付近落ちてきてからです。

0.00付近はニュートラルになるため、またどちらの方向に相場が動きやすくなります。

このタイミングが到来するのは今週半ばから後半にかけてです。

木曜日ぐらいに現在の価格で推移をしているならば、そろそろ上方向へ勝負してくる値動きが見らるでしょう。

直近高値の45万円を抜いてきやすい期間になると考えております。

45万円を超えたらターゲットはいよいよ47万円です。

この手前では利食いと戻り売りの新規注文が入りますので、一旦押されると思いますが、一気に抜けた場合はショートカバーも発生で50万円到達の可能性もあります。

ぜひ、週後半から週末にかけてチェックしておいてください。

以上、直近のBTC相場分析でした。

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。