ビットコイン、史上最高値視野も小休止

高値圏でのもみ合い

昨日のBTC相場は高値圏でのもみ合い推移。昨日は直近の急伸をこなして落ち着きを見せ、凡そ5万3000ドル（約590万円）～5万5000ドル（約615万円）台でのもみ合い推移となった。

未明にソロスファンドのフィッツパトリックCEOが、同ファンドの暗号資産保有を公言。米共和党のマコーネル院内総務が、債務上限についての妥協案を提案したことで米国のデフォルトリスクが一時的に和らぐと、BTCは5万5000ドル台まで上昇した。

しかし、日中ハッシュレートが一時120EH/sまで下落すると、BTCは同水準近辺で上値が抑えられた。さらにその後、日本株が後場に入り下げに転じたこともあり、BTCは5万4000ドル（約605万円）割れまで、じりじりと値を下げた。

海外時間に入り、米株が高寄りし、資産運用会社インベスコ（Invesco）による暗号資産関連ETF導入報道や、投資プラットフォームPublic.comの暗号資産取引サービスのローンチ報道などもあってか、BTCはすぐさま5万4000ドル近辺まで値を戻した。

また、米与野党が債務上限の12月までの引き上げを合意し、米株が引き続き高値圏で推移すると、BTCも底堅く推移し今朝方は同水準での推移が続いている。 

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