ビットコイン、買い控えムード続く

ウクライナ、非常事態宣言発令

祝日にかけてのBTC相場はもみ合い推移。火曜日にプーチン露大統領によるウクライナ東部地域の独立承認および同地域への派兵命令を受け、緊急開催された国連安全保障理事会で欧米主要各国がロシアの行動を非難、同国への制裁姿勢を改めて強調した。

こうした西側諸国とロシアの間の緊張の高まりを嫌気した日本株が軟調な推移となると、BTCも3万6000ドル（約415万円）台まで下落した。

しかしその後、日本株や欧州株が反発すると、BTCは復調し3万7000ドル（約425万円）を回復。さらに、水曜日未明に行われた会見にてバイデン米大統領がロシアの軍事動向を「侵攻の始まり」と称し同国への制裁を表明したものの、米国他主要各国の制裁内容が緩やかであったためか、米株、欧州株の買い戻しもあり、BTCは3万9000ドル（約450万円）まで続伸。

ただ、ウクライナで非常事態宣言の発令が承認されたことで、再び市場にウクライナ情勢を巡る緊迫感が再燃すると米株が続落で引け、足元では3万7000ドル台まで下落している。 

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