兼ねてから業界団体が複数あることで自主規制が進まないと指摘されていた仮想通貨業界。

業界団体は、bitFlyerの加納氏が理事を務める「日本ブロックチェーン協会:JBA」とマネーパートナーズの奥山氏が理事を務める「日本仮想通貨事業者協会:JCBA」の2つがあり、交換業者数は「日本仮想通貨事業者協会」の方が多い状況です。

JBA  |協会会員:15社 JBAブロックチェーン部門:35社 賛助会員:90社 準賛助会員:14社 計154社

JCBA|正会員:22社 準会員:18社 協力会員:49社 計88社

※2018年2月6日時点

 

本日16日(金)にロイターが報じた内容によると、関係者より4月に統合する流れであるということです。

出所:仮想通貨取引所の業界団体、4月統合で調整=関係筋

元々、統合の調整が進んでいた事実はあったものの、今回のコインチェックの事件を受けて、早期統合が急務となっている状況でしょう。

業界が統合されると金融庁の認定自主規制団体となり、会員企業が自主規制ルールに従わない場合の罰則を定めることができるという。

 

コインチェックの件を受けて、業界による(または業界が指定する第三者)取引所の運営監視を行っていただき、個人投資家の保護がされるようになれば幸いです。

なお、両協会の要職にはコインチェックの和田代表が務めています。