ポイント

・3万2000ドルにワンタッチ
・きっかけのひとつは上海のロックダウン解除、トルコの仲介の動きも影響したか
・DeFi・NFT不安で売られていたアルトコインの戻りが大きい
・予断は許さないが、レンジを上抜けており、一旦は上値余地を探る展開か

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は上昇。朝方3万ドル(約385万円)を上抜けると、しばらく3万1000ドル(約395万円)を前に上値を抑えられていたが、今朝方上抜けると3万2000ドル(約410万円)にワンタッチした。

週末にスタートした新生テラ(LUNA)トークンが取引開始直後に急落し、韓国当局がテラ関係者の捜査を開始していると報じられ、月曜日未明には人気を集めていたSTEPNで歩くともらえるトークン価格が急落するなど、テラ事件から続くDeFi・NFTへの逆風が続いたが、BTCは比較的底堅く推移していた。

週明けのCME先物開始に向け上昇するも3万ドルを前に上値を抑えられたが、上海のロックダウンが6月1日より実質解除され、同当局が経済支援策を発表したことを好感して中国株が小高く始まると、BTCは3万ドルを上抜けた。

米市場が休場となる中、3万1000ドルを2度トライするもあと一歩のところで届かずにいたが、今朝方上抜けに成功すると5月16日の戻り高値31,400ドルもブレーク、3万2000ドルにワンタッチした。


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