ポイント

・3万ドル近辺で動意薄い展開
・ECB理事会はややタカ派、米株は下げたが、BTCは底堅い
・一方、上値も切り下げており、三角持ち合いの格好
・どちらにブレークするか占う上でも、今晩の米CPIに注目が集まる

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は小動き。3万ドル(約400万円)近辺での動意の薄い展開が続いている。

BTC相場は、週前半に2万9000ドル(約390万円)台から3万1000ドル(約415万円)台の間で乱高下しつつも方向感が出ずにいたが、後半に入ると徐々にレンジが狭まり、三角持ち合いのような格好になる中、さらに動意を失っていった。

注目のECB理事会で7月1日の資産買い入れプログラム終了、同月理事会での25bp利上げを明言、9月理事会ではインフレ状況を見ながら25bpないし50bp利上げのどちらが適切が判断するとされるなど、想定の範囲内ながらタカ派な内容と受け止められた。

これを受けBTCは若干値を下げたが、3万ドル割れの水準でサポートされ反発。ECB利上げを嫌気し米株が終盤にかけ失速すると、BTCは再び3万ドルを割り込んだが、同水準では反発するなど、3万ドル割れ水準をサポートラインとする三角持ち合いを形成している。


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