ポイント

・1万9000ドルを挟んでのもみ合い
・米長期金利が上昇、相場は一転リスクオフに
・好材料が続いたXRPは堅調
・市場の利上げ織り込みが急速に進んでおり、FOMCはネガティブサプライズになり難い

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は上値の重い展開。未明から朝方にかけて1万8000ドル(約255万円)台から1万9000ドル(約270万円)台半ばまで値を戻したが、その後は1万9000ドル近辺までじりじりと値を下げている。

ETHから分岐したETHWでのリプレイアタック報道もあり、週明けのBTCは1万8000ドル台に値を下げたが、ETHの下げ止まりや米株の反発もあり1万9000ドル台に値を戻した。

昨日は朝方1万9000ドル台後半にあるCMEのBTC先物の窓埋めをトライしたがあと一歩のところで失敗すると、高寄りした日本株の失速もありBTCも上値を重くしていった。

午後になるとFOMCへの警戒感からか米長期金利が上昇、米10年債金利が前日に付けた3.5%を抜け3.6%まで急上昇、11年ぶりの高値を記録する中、欧州株、米株先などが下落、BTCも1万9000ドルを割り込んだ。

すると、略式判決を要求することによりSECとの訴訟終結に近づいたとの見方が浮上したことやリップル社の関連会社がECBのCBDCプロジェクトの開発候補5社に選定されたこと、更にCFTCのファム委員がリップル社を訪問したことなど好材料が続いたXRPが40セントを上抜けると、BTCも1万9000ドル台を回復したが、その後も米株がさえない動きを続ける中、1万9000ドルを挟んでのもみ合い推移を続けている。


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