ポイント

・2万1000ドルに急伸
・FRB利上げ幅縮小観測とアルトコイン上昇などがけん引
・一目均衡表の3役好転に続き200日移動平均線を突破と買いサイン続く
・一方で、2月打ち止め観測など楽観の行き過ぎに注意

週末のBTC相場

週末のBTC相場は大幅上昇。金曜日未明に1万8000ドル(約235万円)割れから反発すると、一目均衡表の雲の上限を上抜け1万9000ドル(約245万円)台に乗せた。

土曜日には1万9500ドル近辺にある200日移動平均線と2万ドル(約255万円)を上抜け、2万1000ドル(約270万円)近辺での取引となっている。

木曜日に発表された米CPIは予想通り前月から大幅低下したものの、BTCは1万8500ドル近辺にある一目均衡表の雲の上限に上値を抑えられていた。しかし、この結果を受けて2月のFOMCにおける利上げ幅を25bpへ引き下げことに支持を表明するFRB高官発言が相次ぐと、雲の上限を上抜け1万9000ドル台乗せに成功した。

その後も、5月のアップデートでのスマートコントラクト機能実装への期待感が高まるBCHや、CITYによりFTX破綻後の価格低迷を受けてもアクティブアドレス数やNFTの取引量は高水準に止まっているとレポートされたソラナなどアルトコインの価格が上昇するなかBTCにも上昇圧力がかかった。その後は、1万9500ドル近辺にある200日移動平均線に上値を抑えられていた。

ミシガン大の調査で消費者信頼感指数は予想を上回る一方で、1年後の期待インフレ率が4%と一昨年4月以来の低水準となったことを好感して米株が上昇。アルトコインも上昇を続けるなか、土曜日の朝方に200日移動平均線を突破。節目となる2万ドルも上抜けると、先物市場でショートカバーを誘発。2万1000ドル台に乗せ、その後も同水準での取引が続いている。


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