70万円台前半でもみ合っていたビットコインは、18日に854700円まで上昇し6月7日の高値の854900円に迫りました。

70万円付近がサポートされ80万円台に上昇したわけですが、いくつか材料がありました。

17日に、世界最大の資産運用会社でETFの供給会社のブラックロックがブロックチェーンの技術やビットコインなどの仮想通貨に関するワーキンググループ(検討部会)を立ち上げることが報道されました。

これはフィンク最高経営責任者がロイターとのインタビューで発表しました。

また有名な資格であるCFA(チャータード・ファイナンシャル・アナリスト)の試験において、仮想通貨とブロックチェーンの項目が追加されたことが報道されています。CFAの資格保持者は全世界で15万人以上いる有力資格です。

これらを材料に、ビットコインはレジスタンスになっていた75万円付近を上抜けして、6月の高値に迫りました。

短期的なサポートは節目の80万円付近、ボリンジャーバンドの中央線の78.8万円付近、77.5万円付近。

(今回の安値64.6万円~85.4万円の38.2%戻し)、75万円付近(前回のレジスタンス、64.6~85.4万円の50%戻し)

上値の目処はレジスタンスの86万円付近、下落前の安値88万円付近、節目の90万円となります。


参考:ビットコインETNの誕生で念願のETFも実現可能に