「暗号資産を貸し出すことで、年利10〜12%の利息が得られる」──。
投資に高い関心を持つ読者の皆さんなら、この数字を見て、まず「何か裏があるのではないか」と警戒感を抱く方もいるかもしれません。
現在、暗号資産はビットコイン(BTC)を中心に資産形成の選択肢として定着しつつありますが、それを「貸し出して増やす」レンディングサービスにおいて、これほどの高利回りがなぜ実現できるのか。
今回は、その疑問の正体を突き止めるべく、暗号資産レンディングサービス『PBR LENDING』を運営するPortobello Road(ポートベロー・ロード)株式会社のCEO奈良﨑匡平(ならざきこうへい)氏に、直撃インタビューを敢行しました。
リスクを一切隠さず、すべてを自身の言葉で実直に語る奈良﨑氏の姿勢から、このサービスの「正体」を紐解きます。
年利12%をなぜ実現できるのか?取材で分かった驚きの理由
──読者が最も気になっている「年利10〜12%」という数字について伺います。一般的な銀行の定期預金や、他のレンディングサービスと比べても圧倒的に高いですが、この財源は一体どこから生まれているのでしょうか?
奈良﨑匡平氏(以下、奈良﨑):結論から言うと、私たちは「ハイブリッド出資」と呼ばれる、複数の高度な出資先を組み合わせ、徹底的に運用コストを低く抑えることでこの利率を実現しています。

具体的には、大きく分けて3つの柱でお客様から借り受けした暗号資産を、事業活動に利用し、その対価として利息をお支払いしています。
厳選された国内外のクリプトファンドへの投資(流動性コントロール)
当社が独自に投機的な売買やハイリスクなトレードを行うことはありません。
私たちは、世界各国の有力なクリプトファンドや国内の暗号資産ファンド、さらには最新のAIを活用した先進的な運用戦略を持つファンドなど、国内外の信頼できる運用先から平均10社を厳選して暗号資産を投資しています。
これらの運用先は、年間ベースで10〜30%といった高いパフォーマンスを出す専門性を備えており、当社はそれらのファンドへ分散投資を行うことでリスクを抑えつつ、常に確実な返還に対応できるよう資産の流動性を厳密にコントロールしています。

次世代データセンターなどへのインフラ投資
暗号資産の基盤であるブロックチェーン技術をはじめ、昨今トレンドとなっている生成AI、自動運転、遠隔手術といった先端テクノロジーの発展には、膨大なデータを処理する「データセンター」が不可欠です。
私たちは、こうした需要が爆発的に拡大している次世代データセンターの可能性にいち早く着目し、社会インフラとしての高い確実性と、年間約40%もの高い収益性が見込める成長領域に資金を分散することで、強固で安定した収益基盤の構築を目指しています。
例えば、茨城県土浦市では、一万坪規模のデータセンターの開発事業に参画しており、長期にわたって確実で継続性のある収益基盤を構築しています。

防災用品製造への投資

日本では、南海トラフなどの大規模な地震が起こる可能性が高いと言われています。東京では、各企業に災害用品の備蓄が努力義務として課されるなど、防災に強い街づくりを進めていくことが課題となっています。
PBR社は、ベンチャー企業が開発した「芯が3分の1に縮むトイレットペーパー」の製造事業に対して出資しています。このトイレットペーパーであれば、保存スペースを3倍に拡大することができるため、画期的です。
このように、暗号資産の運用だけでなく、実社会の最先端インフラ需要と結びついた「手堅く高利回りの領域」へ多重に分散出資しているからこそ、お客様に10〜12%という還元ができるのです。
ちなみに、海外のレンディングサービスでは20%という利回りも珍しくありません。厳選して堅実な運営を行うと提供できる利回りのため、当社も無理をしてこの数字を提供しているという訳でもないのです。
──仮に、サービス開始時に「100万円分のビットコイン」を普通に持っていた人と、PBR LENDINGにレンディングした人で比較すると、どれくらいの差が出るのでしょうか?
奈良﨑:暗号資産をただ自分のウォレットや取引所に置いておくだけ(ガチホ)の場合、価格が上がれば儲かりますが、枚数自体は1枚も増えません。
しかし、PBR LENDINGに貸し出していただいた場合、複利の効果も加わるため、数年後には「暗号資産の枚数自体」が大幅に増えることになります。もし仮にビットコインの価格が将来2倍、3倍になったとしたら、増えた枚数に対してその価格が掛け算されるため、ただ持っているだけの人とは比べ、優位の差が生まれます。これが、長期保有を前提としたレンディングの最大の強みです。
【参考式】
100万円相当のビットコインをPBR LENDINGに預け、年利10%で運用した場合
毎月8,219円相当の利息100万円×10%(年)÷12ヵ月=8,219円
2023年5月19日から0.19BTC(約70万円)をレンディングしている方のケース

ただ保有しているだけの場合と比較し、約63万円もの差があることが分かります。
匿名性の不安を払拭する「顔が見える」経営の原点
──ここで、奈良﨑社長のバックグラウンドや、このサービスを立ち上げた経緯について教えてください。
奈良﨑:私は2018年にマーケティングとデザインの会社を創業しました。仕事を通じて多くの経営者や、個人投資家と深く関わる中で、経済面における様々な課題やニーズに直面してきました。
当時はまだ「仮想通貨」と呼ばれ、「ギャンブル」「一部のマニアックな投資先」といったネガティブなイメージが根強い時代でした。しかし、2019年には金融庁が呼称を「暗号資産」へと変更し、社会的な位置付けも大きく変化し始めました。さらに、日本国内でNISAをはじめとする「貯蓄から投資へ」の流れが加速する中、これからのインフレ時代や資産形成のポートフォリオを長期的な視点で見据えたとき、暗号資産は決して無視できない強力な資産クラスになると確信したのです。
その中で私たちが着目したのが、お客様がより安全に、かつ効率的に暗号資産の枚数を増やせる「暗号資産レンディング」の仕組みでした。保有するだけでなく、貸し出すことで安定した収益を生み出せるこの仕組みは、これからの資産形成において必ず有効な選択肢になると考えました。
こうした想いから2023年9月にPortobello Road株式会社が立ち上がり、当初はお客様やブロガーの皆様の口コミを中心に静かに広がっていきましたが、現在では1万人近い非常に多くのお客様に信頼され、ご利用いただけるサービスへと成長しています。

──暗号資産の世界は「運営元の顔が見えない」ケースも多いですが、奈良﨑社長はご自身でウェビナーに登壇するなど、かなり表に出られていますね。
奈良﨑:はい。私たちは「信頼は数字ではなく、姿勢で築くもの」という経営哲学を持っています。
特に暗号資産のレンディングは、お客様から大切な資産をお借りするビジネスです。それなのに、誰がどこで運営しているか分からない状態では、不安になって当然だと思います。だからこそ、私は毎月のように自らウェビナーを開催し、お客様からの鋭い質問や疑問に答える説明責任を果たすようにしています。
私たちは、徹底的に透明性の高い運営を心がけています。

あえて聞く、サービスに潜むリスクと「最悪のシナリオ」
──暗号資産を貸し出す以上、絶対にリスクはありますよね。どのようなリスクを想定しておくべきでしょうか?
奈良﨑:おっしゃる通りです。資産の移転をする以上、「元本保証で絶対に安全」ということはこの世に存在しません。私たちはリスクを一切隠さず、むしろウェビナー等でも最初にお伝えするようにしています。
私たちが想定する最大のリスクは、貸出先であるファンドの破綻、いわゆる「カウンターパーティリスク(運営会社リスク)」です。
──もし、預けているファンドが1社でも破綻してしまったらどうなるのですか?
奈良﨑:万が一、どこか1社のファンドが破綻するような事態が起きた場合、私たちは「他の複数の運用先(データセンターや別ファンド)で得られている収益」から、その損失を補填し得る体制を組んでいます。
そのためにも、私たちは新しい出資先を採用する際、2ヶ月から半年以上の長い「検証期間」を設けて厳しくデューデリジェンス(審査)を行っています。現在、私たちの暗号資産運用の提携先は、国内外合わせて12社、審査中のファンドは3社あり、国際的に分散させています。また、共同事業などの実業投資も含めると非公開含めて20社近くに分散していることになります。
さらに、各投資先との契約には流動性を確保するための仕組みを組み込んでおり、運用状況や市場環境を継続的にモニタリングしながら、必要に応じて機動的に資金を回収できる体制を整えています。加えて、会社としても一定の「返還準備金」を常にプールしており、急な市場の変化に備えています。

──暗号資産は価格変動が激しいですが、仮にビットコインの価格が明日「半値」になったら、このサービスはどうなりますか?
奈良﨑:暗号資産の価格が急落した際のサービスへの影響について、よくご質問をいただきます。
結論から申し上げますと、仮に価格が半値になったとしても、当社のサービスが直ちに破綻のリスクに直結するわけではありません。興味深いことに、過去のデータや私たちの実績を振り返ると、価格が大きく下落した局面ほど、お客様からお借りする暗号資産の数量や新規の取引数はむしろ増加する傾向があります。これは、「今売却すると損失が確定してしまうため、次の上昇局面を待つ間、レンディングで効率よく枚数を増やしておこう」という顧客心理が働くためだと分析しています。
また、私たちが提携している運用先(ファンド)の多くは、単純な価格の上下に賭ける手法ではなく、相場の急騰・急落時に発生する価格差や取引量(ボラティリティ)を活かし、売りと買いの両方を組み合わせながら確実に収益を追求する戦略を中心としています。そのため、むしろ市場の価格変動が大きい局面の方が、収益機会が増えるケースも少なくありません。加えて、私たちは暗号資産の運用だけでなく、先述した次世代データセンターなどの実物インフラへの出資も行う「ハイブリッド出資」を採用しています。単一の市場に依存せず、複数の強固な収益基盤を持つことで、どのような相場環境であってもお客様の暗号資産を着実に増やし、安定した事業運営を継続できる体制を整えています。
大切な資産は本当に安全に管理されているのか?
──ハッキングやセキュリティ、また「いざという時に引き出せないのではないか」という点についてはいかがでしょうか?
奈良﨑:過去の暗号資産業界の大きなトラブル(流出事件など)は、世界的に見るとハッキング等のサイバー攻撃の被害額が高いため、話題に上がりやすくなります。しかし、内部の人間によるオペレーションミスやパスワード管理の甘さといった「人的エラー」も少なくはないのです。
これを防ぐため、私たちは分別の資産管理はもちろんのこと、高度なセキュリティ体制を敷き、複数人の承認がなければ暗号資産を移動できない厳格なマルチシグ(複数署名)などの仕組みを徹底しています。
──解約したくなったとき、スムーズに返還されますか?
奈良﨑:はい。PBR LENDINGの大きな特徴の一つが、出庫対応の速さです。
規約上は7営業日お時間をいただく形になっていますが、実際は、お客様から出庫申請をいただいてから平均2営業日で対応を完了しています。これにより、急に現金や他の資産に変えたくなったときの流動性の不安を最小限に抑えています。
近年、私たちの仕組みを模倣するような新規参入の業者も増えてきました。こうした「いざという時の対応スピード」や「返還準備金の確保」といった、お客様との誠実な向き合い方の歴史こそが、一朝一夕には真似できない私たちの最大の強みだと自負しています。新規参入が増えて業界が盛り上がること自体は、むしろ大歓迎ですね。

レンディング初心者のためのポートフォリオ活用術
──今回の記事は、これから本格的に資産形成を始めたいという初心者の方も多く読んでいます。ズバリ、どのような人にこのサービスを使ってほしいですか?
奈良﨑:最も向いているのは、「暗号資産を購入したけれど、数年は売るつもりがなく、ガチホ(長期保有)を予定している方」です。現在のご利用者様のデータをみても、ビットコイン(BTC)が圧倒的に多く、次いでエックスアールピー(XRP)など、長期的な将来性に期待して枚数を増やしたい層に強く支持されています。
短期トレードで一攫千金を狙いたい人や、暗号資産を長期間保有しようと考えていない人は、逆に向いていないと言えるかもしれません。
暗号資産レンディングもあくまで余剰資金、かつ自己責任で行うべきものですから、無理にお勧めすることは絶対にしません。
──資産形成を始めたばかりの方に向けて、おすすめの「資産全体の運用イメージ」があれば教えてください。
奈良﨑:MINKABUの読者の皆様なら、すでに新NISAなどを活用されている方も多いと思います。
例えば、一般的な堅実運用のイメージとして以下のようなポートフォリオが考えられます。
〇資産クラスの配分比率の例
- 王道のインデックス投資(S&P500/オールカントリーなど)50%
- 日本の個別株・優待株など30%
- 暗号資産(攻め・時代の波に乗るサテライト資産)20%
これから暗号資産をはじめてみようとお考えの方は、まずは資産全体の「5%」だけでも良いのはないでしょうか。。NISA口座での守りの運用とは別に、時代の最先端の波に乗ってブーストをかけるための「別ポジション」としてレンディングすることが賢いやり方だと考えています。
私たちのサービスは、最低利用額が約1万円相当からと、非常に少額から試せる設計にしています。毎月数万円をコツコツ積み立ててレンディングする方や、ボーナスが入ったタイミングで10万円レンディングしてみる、といった形でスタートされる方が非常に多いです。

まだまだ進化するPBR LENDINGが目指す未来
──最後に、今後のサービス展開のビジョンや、読者へのメッセージをお願いします。
奈良﨑:現在対応しているBTC、ETH、XRP、ADAといった流通量の多い主要通貨に加え、ステーブルコイン(米ドルなどに連動する価格の安定した暗号資産)2種類(USDT、USDC)を取り扱っています。
年利10〜12%といった高い利回りでレンディングできる環境を提供することで、これまで暗号資産に触れてこなかった初心者の方でも、より安心して参加しやすくなると確信しています。私たちが目指しているのは、単に暗号資産を増やすためのレンディング事業者ではありません。お客様からお借りした資産が、先述した次世代データセンターなどの社会インフラへの投資を通じて新たな価値を生み、その利益がお客様へ還元され、さらに社会へ循環していく――。
そんな、自分自身や家族、そして社会の未来をより豊かにするための「新しい経済活動」の一環です。暗号資産業界には、まだ不信感や警戒感を持たれている方も少なくありません。それはごく当然のことだと思います。
だからこそ私たちは、どこよりも誠実に、どこよりも透明性高く、姿勢でお客様と向き合い続けます。もしこの記事を読んで、「まだ少し怪しいな」「本当に大丈夫なのだろうか」と感じる方がいらっしゃれば、ぜひ一度、私が直接お話しするウェビナーを覗きに来てください。
皆さまのその厳しい目で、私たちの姿勢が本物かどうかを確かめていただければ幸いです。信頼は言葉でつくるものではなく、積み重ねた行動によって証明されるものだと考えているからです。
オンライン説明会『なぜPBRレンディングは年利12%を実現できるのか?』

PBR代表最高経営責任者 奈良﨑 匡平氏
国内大手アパレル企業の事業戦略推進部にて社内コンサルタントとして戦略立案・事業推進に従事。市場分析から事業計画策定、組織横断プロジェクトの推進、全社・全ブランド検証までを担い、事業成長に向けた戦略実行をリードした。
2020年に独立し、マーケティングとデザインの会社を設立。マーケティング戦略、データ分析、企画・デザイン、プロジェクトマネジメントを横断する統合的なアプローチを強みとし、新規事業開発や地域活性化プロジェクトを多数支援。地方自治体や民間企業の顧問として、事業構築・ブランド戦略・デジタル活用を軸とした成長支援に携わる。
また、暗号資産およびブロックチェーン技術の社会実装に深い関心を持ち、2023年にPortobello Road株式会社に参画し、暗号資産レンディングサービスを展開。
暗号資産が持つ金融的価値をリアルアセットや地域資源と結び付けることで、デジタル資本を実体経済へ還流させる経済循環の仕組みを設計・実践し、「戦略」と「実行」、「金融」と「地域」、「データ」と「デザイン」を横断しながら、新たな価値創造と社会実装を推進している。
まとめ(編集部コメント)
「年利12%」という響きの利回りの裏には、厳選し徹底されたマルチファンドへの分散、テクノロジーの最先端である行政と連携したデータセンター用地開拓といった「実需インフラへの投資」という、非常にロジカルな裏付けがありました。
何より印象的だったのは、奈良﨑社長がリスクや過去の業界の失敗例から目を背けず、平均2営業日での返還実績など「顧客の安心」のための数字を包み隠さず開示している点です。
とはいえ、暗号資産市場には特有の法規制や税務上の注意点、そして価格変動リスクが常に付きまといます。元本保証ではないからこそ、まずはご自身のポートフォリオの数パーセント、少額の余剰資金から「時代の波」に乗る体験をしてみてはいかがでしょうか。
少しでも興味を持たれた方は、まずは公式サイトの詳細を確認したり、奈良﨑氏が自ら登壇する無料ウェビナーに参加して、その“誠実な姿勢”をご自身の目で確かめてみることをお勧めします。
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