仮想通貨市場

仮想通貨市場時価総額は、先週2000億ドルの大台をなんとか維持していましたが、17日の下落により同水準の維持に失敗した格好となりました(第1図)。

時価総額第1位のビットコイン(BTC)に関しては相応のパフォーマンスを維持しておりドミナンスも右肩上がりとなっていますが(サマリー参照)、アルトコインのパフォーマンスは上振れない状況が継続しております。

【第1図:仮想通貨市場時価総額チャート】

出所:CoinMarketCapより作成

ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)の対ドル相場は、終値ベースで9月11日(6257ドル)から14日の間に6587ドルまで上値を伸ばし、一時は30日移動平均線付近で推移しました(第2図)。しかし、16日までの心理的節目となる6500ドルを挟む攻防の末、17日には6200ドルまで安値を広げ同水準の上抜けに失敗しております。

相場は足元6270ドルで推移しており、RSIは41%となっております。

【第2図:BTC対ドルチャート(30日、90日、200日、365日移動平均線&RSI)】

 

出所:Bloombergより作成

一目均衡表を見ると、現在は、①遅行線が実体線を下抜け、②転換線が基準線を下抜け、③さらに実体線が転換線を下抜けしており、先週と比較してトレンド転換が一層遠のいた格好となっています(第3図)。

【第3図:BTC対ドルチャート(一目均衡表)】

 

出所:Bloombergより作成

17日の下落により、相場は重要なサポートとなる4月1日安値(6427ドル)を割り込みましたが、この先は6月29日安値(5774ドル)のサポートラインがあります(第4図)。

【第4図:BTC対ドルチャート】

 

出所:Bloombergより作成

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)の対ドル相場は、終値ベースで9月1日(297ドル)から12日(180ドル)までにおよそ39%の下落率を記録し、現在は昨年7月の水準で推移しております。

9月13日から15日にかけては相場が上昇しましたが、心理的節目となる220ドルの上抜けに失敗し、30日移動平均線(247ドル)までの幅を再び広げました(第5図)。

【第5図:ETH対ドルチャート(30日、90日、200日、365日移動平均線&RSI)】

 

出所:Bloombergより作成

相場は足元一目均衡表の転換線(197ドル)と節目となる200ドル付近で下げ止まっており、RSIも30%に近づいていることから、この先は同水準から反発できるか否か注目です(第6図)。

【第6図:ETH対ドルチャート(一目均衡表)】

 

出所:Bloombergより作成

 

<本記事ご協力>

ビットコインなどの仮想通貨をまとめたメディア『FinAlt』が提供

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