インドの大手仮想通貨取引所Bitbnsが、仮想通貨ビットコイン(BTC)とリップル(XRP)の取引量を500%以上も操作していた疑惑が浮上している。

AMBクリプトが仮想通貨研究家のカルティク・ヴァルマ氏の分析を伝えた。

カルティック・ヴァルマ氏による調査によると、Bitbnsはビットコインの取引量を実際の500%、リップルに至っては668%増で記録していたという。CoinMarketCapでは同取引所に対して取引量の閾値を定めていなかったことも今回の件を後押ししたとしている。

事の始まりは昨年末、仮想通貨ブームが過ぎて仮想通貨取引所が取引減に見舞われてからのことだ。Bitbnsはこの中で小規模ながらも堅実な取引量を維持していたが、2018年第1四半期の終わりに競合他社と比べて取引量が激増。一度当局の検査が入るも、「システムのバグ」ということで一旦は無罪放免されていた。

しかし、その後も超快進撃を続けるBitbnsに疑惑の目が向けられていたという。

【新着・関連記事】
米イエール大学が仮想通貨に特化したファンドに投資
仮想通貨ベンチャーのブロックチェーン・キャピタル「ビットコインは底を打ちつつある」

2017年度のマイニング収益は約5万BCH!仮想通貨取引所ViaBTCの創業者が発表

<本記事ご協力>

国内最大級の仮想通貨ニュースサイト|コインテレグラフ日本語版