2018年末には、サイドチェーンを通じてICOがビットコイン(BTC)上で行われるようになる。コインデスクが伝えた。

新規トークンの発行といえば、仮想通貨イーサリアム(ETH)やその他のスマートコントラクトプロトコルが主流だが、ビットコインも負けてはいない。サイドチェーン「RSK」を使うと、仮想通貨ビットコイン上で資金調達メカニズムを立ち上げることができるという。

11月下旬には、ブロックチェーン技術を活用したサプライチェーンマネジメント事業を行う韓国企業Temcoが、このアイデアとRSKの技術を使って約21億円の獲得を目指すパブリックトークンセールを開始する予定だ。

元々、ICOのコンセプトは2013年にビットコインのブロックチェーン上で始まったものだ。Temcoのスコット・ユンCEOは「ビットコインは今後多くのブロックチェーンプロジェクトを魅了し、いつかはイーサリアムと“同等の機能”を持つようになる」とその将来性に期待をのぞかせた。

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