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BTC一時4000ドル割れ、仮想通貨暴落はいつ終わる?:Vol.22 仮想通貨価格分析

筆者: FinAlt

14日からの仮想通貨の急落は週末も衰えることなく、市場時価総額は1200億ドルの大台をも一時割り込みました。

代表格のビットコイン(BTC)は25日、心理的節目となる4000ドルを一時割り込み、3657.6ドルの年初来安値をつけ、主要アルトコインも、比較的高パフォーマンスを記録していたリップル(XRP)を含め週末は全面安となり、市場は総悲観となりました。

ビットコイン(BTC)

ビットコイン(BTC)の対ドル相場は、14日にデッドクロスを示現した4本の移動平均線が下方に拡散しています(第1図)。

相場の移動平均線からの乖離率は、現在およそ-16%となっており、先週19日より乖離率を縮めています。

RSIは14日に「売られ過ぎ」サインとなる30%を割り込み、現在は17%で推移しています。

【第1図:BTC対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】

出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成

一目均衡表では、均衡表と遅行線が逆転しており、実体線は雲下限までの距離を広げ、まさに「弱気一色」となっています(第2図)。

この先はテクニカル的な下値目途に乏しく、節目となる3500ドルや3000ドルが意識されます。

現在の4000ドル周辺で粘り腰を発揮できるか注目です。

【第2図:BTC対ドルチャート(一目均衡表)】 

出所:Trading ViewのBTC/USDチャートより作成

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)の対ドル相場は、18日に13日移動平均線が21日移動平均線を割り込んだことで、4本全ての移動平均線がデッドクロスを示現しました(第3図)。

相場の移動平均線からの乖離率は足元-26%まで広がり、RSIが19%付近で推移していることから、現在の110ドル〜120ドル周辺で一旦下げ止まれるか注目です。

【第3図:ETH対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】

出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

一目均衡表では、均衡表と遅行線が逆転しています(第4図)。

ETHの対ドル相場は、25日に102.9ドルの年初来安値を記録したことから、この先続落となれば、節目となる100ドル、90ドル、80ドルなどが下値目途となりそうです。

【第4図:ETH対ドルチャート(一目均衡表)】

出所:Trading ViewのETH/USDチャートより作成

リップル(XRP)

リップル(XRP)の対ドル相場は、19日から20日の間に4本の移動平均線を割り込みました(第5図)。

相場はその後も続落となり、24日には心理的節目となる0.4ドルを割り込み、25日には一時0.329ドルまで下げ足を速めました。

 

<本記事ご協力>

ビットコインなどの仮想通貨をまとめたメディア『FinAlt』が提供

  finalt

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

FinAlt

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