リップル(XRP)の対ドル相場は、先週より13日安値(0.318ドル)と14日高値(0.348ドル)を起点とするレンジ内で推移しており、足もとレンジ下限周辺で推移しています。

移動平均線&RSI

13日から21日の間に、13日と21日移動平均線は、それぞれ34日と55日移動平均線を割り込みデッドクロスを示現しています(第1図)。

相場は、10日に4本の移動平均線全てを割り込んで以来方向感を示せていません。

20日には、13日移動平均線周辺まで上値を伸ばしましたが、結果的に同水準がレジスタンスとなり下落した格好です。

RSIは、足もと40.9%で推移しています。

【第1図:XRP対ドルチャート(13213455日移動平均線&RSI)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

一目均衡表

一目均衡表では、先週に引き続き均衡表と遅行線が逆転しています(第2図)。

19日には、相場が転換線上抜けを試す動きも確認されましたが、翌20日には下落に転じました。

当面は転換線が上値目途となりそうです。

【第2図:XRP対ドルチャート(一目均衡表)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは先週、一定の幅を維持しながら下方に推移しましたが、足もと若干収縮に向かっています(第3図)。

レンジ相場がこの先も継続すればボリンジャーボンドはより収縮していくため、今週の相場動向には注意が必要です。

相場は先週、概ねロワーバンド-1σと-2σの間で推移し、現在も下降バンドウォークを維持しています。

【第3図:XRP対ドルチャート〈ボリンジャーバンド(20、±1σ、±2σ)〉】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

出来高&トレンドライン

19日までのレンジ相場内の出来高は、相場上昇時の増加も確認されましたが、全体的に低水準で推移しています(第4図)。

また、20日の相場下落時に出来高が増加し、翌21日の相場上昇時に低下しており、買いの圧力が後退し始めていることを示唆しています。

【第4図:XRP対ドルチャート(出来高&トレンドライン)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

チャートポイント一覧

移動平均線や一目均衡表におけるチャートポイントを全て割り込み、レンジ下限周辺で相場が推移しているため、今週は反発が期待されます。

反発に出来高の増加が伴えばレンジ上方ブレイクも期待されますが、出来高増加の伴わない相場の反発には注意を要するでしょう。

後者の場合、レンジ上限(0.34788ドル)周辺で相場が反落する可能性があります。

いずれにせよ、今週はレンジ下限を死守できるか否か正念場と言えるでしょう。

足もとのチャートポイント一覧は以下の通りになります。

【第1表:チャートポイント一覧(ドル)】

出所:Trading ViewのXRP/USDチャートより作成

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