東京電力ホールディングスのグループ会社であるアジャイルエナジーXが、ビットコインマイニング事業に参入することが朝日新聞の報道により明らかになりました。
親会社である東京電力は日本最大の電力会社の一つです。そのグループ会社であるアジャイルエナジーエックスは、太陽光発電で生み出された余剰電力を利用してビットコインマイニングを行っており、現在、栃木県と群馬県の太陽光発電所の隣にビットコインマイニング装置を設置しマイニングを行っています。
再生可能エネルギーの欠点として、発電量が需要を上回る場合、余剰電力が発生し無駄になる点が指摘されてきました。同紙は、アジャイルエナジーXの試算を引用し、再生可能エネルギーが日本のエネルギーシステムの50%を占めるようになれば、24万ギガワット時のエネルギーが完全に無駄になるとしています。そこで、余剰電力をマイニングに活用することで、効率的な電力使用が実現されることが期待されています。
アジャイルエナジーX社長の立岩氏は、ビットコインマイニングで利益が生まれ、それが企業収益に還元されれば企業経営が安定し、グリーンエネルギーの導入が進むと考えており、将来的にグリーンエネルギーの生導入が促進する可能性があると述べました。
情報ソース:朝日新聞
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