9月27日ビットコイン価格が65,000ドルを突破、イーサリアムも2,640ドルを超え、ソラナも157ドルまで上昇するなど短期で仮想通貨市場は活況となっています。
CNBCのインタビューに応じたCoinDesk Indicesのアンディ・ベアー氏は、直近の仮想通貨市場の盛り上がりの要因として、FRBによる利下げを挙げ、同社の複数の指標が上昇トレンドを示していること、特にアルトコインのパフォーマンスの高さを指摘しています。
ベアー氏は、今回の価格上昇は一時的なものではなくより広範で持続的な上昇であると主張し、その背景には、ビットコインが将来の実質金利の期待に反応するマクロ的な資産であること、金融緩和サイクルがビットコインに好影響を与えていることなどを挙げています。
資産運用会社ブラックロックのデジタル資産責任者ロビー・ミッチニック氏は以前、ビットコインは国特有のリスクや従来のカウンターパーティリスクを持たない、希少でグローバルかつ分散型の非主権的なリスクオフ資産であると主張しました。
米大統領選候補者のトランプ氏とハリス氏は、各々が異なる角度で暗号資産やブロックチェーン業界にポジティブな姿勢を示しています。
同国では超党派でのデジタル資産の重要性の認識が進みつつあり、今後、従来以上に建設的な枠組み実現への見込みが高まっています。引き続き幅広い視点での市場動向の観察が求められます。
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記事ソース:CNBC
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