仮想通貨取引所大手「コインチェック」の運営会社の親会社Coincheck Group N.V.(CCG)が、2024年12月11日(米国東部時間)にティッカーシンボル「CNCK」でナスダックに上場しました。
Coincheck Group N.V.のNASDAQ上場のお知らせhttps://t.co/2kEZo6JCBq@NasdaqExchange
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) December 10, 2024
今回のNASDAQ上場は、日本の暗号資産取引所の親会社としては初の事例となります。
CCGは今後、NASDAQ上場企業としての強みを活かし、グローバルな人材採用や企業買収・資本業務提携を展開予定。仮想通貨/Web3事業のさらなる拡大を目指し、世界的な仮想通貨およびWeb3業界のグローバルプレイヤーとしての地位確立を目指すとしています。
コインチェック株式会社の代表取締役・会長執行役員である蓮尾聡氏は、2012年の創業から現在に至るまでの道のりを振り返り、今回のNASDAQ上場を「暗号資産(仮想通貨)関連の産業にとっての前進」と位置づけました。また、NASDAQ上場企業の中核企業として、仮想通貨の可能性を広げることに注力していくと述べています。
取締役・社長執行役員である井坂友之氏は「ブロックチェーンという新しいテクノロジーやクリプト文化が世界をより良くすると信じている」とコメント。安全で安心して利用できるプロダクトの開発・運営を通じて、新しい産業の創造を目指すと表明しました。
先日、国内仮想通貨取引所DMMビットコインが廃業する方針を固めたことが明らかになりました。
同社は、今年5月末に4502.9BTC(当時価格で約482億円相当)の不正流出が報告され、サービスの制限が続いていました。
今回の廃業を受け、DMMビットコインは顧客資産をSBI VCトレードへ移管する基本合意を行っています。この合意により、顧客資産は2025年3月頃を目途に全てSBI VCトレードに移管される予定となっています。
国内仮想通貨取引所の動向に今後も注目が集まります。
記事ソース:Coincheck
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